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  • 2024.04.19

ニュースリリース

新体制がスタート! タンタンコーポレーション新時代へ

社長就任報告・方針発表会

創立80周年の節目を迎えた弊社タンタンコーポレーション株式会社では、2024年4月19日に「社長就任報告・方針発表会」を開催し、新体制と今後のビジョンをお披露目しました。

関係者の皆様におかれましては、会場およびこのレポートを通じて、80年の歴史に新たな1ページを加え、これからも飛躍を続けていく決意の新体制と方針発表をご紹介いたします。

目次

1.新体制の説明:取締役会長 丹澤信一より

本日、このように多くの方々がご来場されるとは予期しておりませんでした。当社も80期目を迎え、この度、初めてこうした機会を設けさせていただくこととなりました。そ皆様、本日はご多用のところ、当社の社長就任報告・方針発表会にご出席を賜り、誠にありがとうございます。私はこの度、代表権を持たない立場となりましたので、気楽な言動をさせていただくかもしれませんが、何卒ご容赦ください。新たな代表者には丹澤直人が就任することとなります。本日は多数の皆様にご出席いただき、心より感謝申し上げます。れでは新体制についてご説明申し上げます。

◆写真は取締役会長 丹澤信一

◆写真は取締役会長 丹澤信一

新社長には丹澤直人、取締役には丹澤亮が就任いたします。私、丹澤信一については非常勤の立場で取締役会長を務めさせていただくことになります。前社長の中山信夫は顧問として当社に残り、これまでどおり皆様との関係を大切にしていきたいと考えております。

ここで私、丹澤信一の略歴を簡単に紹介させていただきます。私は本年64歳を迎えました。これまではファナック株式会社にて勤務しておりましたが、ファナックを退職後に家業であるこの会社に戻ってきました。ファナック時代は経理や管理業務を担当し、またファナックヨーロッパでは社長職も務めておりました。こうした経験を活かし、今後もタンタンコーポレーションの経営指導に携わってまいりたいと存じます。

取締役会長 丹澤信一

私の趣味は登山、スキー、旅行、食べ歩き、そしてワインでございます。この会場にも私がヨーロッパで試飲し、厳選したワイン10種を用意しております。このようなワインも、今後はタンタンコーポレーションの商品ラインナップに追加することも検討しており、家電のみならずお酒や食品まで、幅広い商品ラインナップをさらに拡充することで、さらなる売上拡大を目指したいと考えております。今後も、これまでどおり皆様との緊密な関係を継続し、ご支援を賜りたく存じます。

ここまでが私の自己紹介でしたが、ここで新社長の丹澤直人をご紹介申し上げます。

◆壇上二名のうち右が新社長 丹澤直人、左が新取締役 丹澤亮

◆壇上二名のうち右が新社長 丹澤直人、左が新取締役 丹澤亮

丹澤直人は1990年代の生まれで、平成生まれです。元々は建築業界を志していましたが、先代の社長の下でタンタンコーポレーションに入社して以来、様々な業務を経験し、今回の社長就任に至りました。私から見れば、非常に家族思いの甥っ子です。

また今回、丹澤亮が取締役および購買部長に就任しました。丹澤亮は私の従弟にあたりますが、元々家電通販業界に長く従事し、当社にも長く勤務しており、ここにいらっしゃる皆様とも長年の付き合いがあり、極めて良好な関係を築いており、引き続き皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

以上が新体制についてのご説明となります。続きましては新社長より、タンタンコーポレーションの新たな方針についてご説明申し上げますので、皆様どうかご清聴くださいますよう、お願い申し上げます。それでは丹澤直人新社長より、経営方針についての発表に移らせていただきます。

2.経営方針の発表:丹澤直人

本日は、ご多用のところ当社の社長就任報告・方針発表会にご出席を賜り、まことにありがとうございます。日頃より賜っている皆様の御支援、御協力に対し、心よりお礼を申し上げます。

2024年4月16日の取締役会におきまして、私、丹澤直人が代表取締役社長を拝命いたしました。今年で創業80周年を迎えるタンタンコーポレーションを預かることとなり、責任の重さを良い意味でも強く感じておりますが、私の明るい若いエネルギーを事業に注ぎ込むことで、関係者の皆様やお客様を笑顔にすることができるものと考えております。

◆新社長 丹澤直人

◆新社長 丹澤直人

さて、当社では創業80周年の今期を機に、初めての経営方針発表会を開催する運びとなりました。ここでタンタンコーポレーションの創業から今日にいたるまでを振り返りたいと思います。

1946年、創業者の丹澤努により、戦後間もない八王子市内で、街の電気屋「株式会社東京家庭科学商会」としてラジオの販売・修理業から創業いたしました。これがタンタンコーポレーションの前身であり、タンタンコーポレーションの創業のきっかけとなりました。

◆写真は当時の株式会社 東京家庭科学商会

◆写真は当時の株式会社 東京家庭科学商会

その後、2代目社長の丹澤陽一の時代には、地域に根差した店舗販売業を志し、西東京地区に10店舗まで拡大。地域の量販店としての地位を確立することができました。

3代目の丹澤誠二が社長就任した2000年代に入ると、時代に先駆け、ネット通販事業を開始。この決断が事業の大きな転機となり、2010年代のスマートフォン普及とともに、売上高を伸ばし続けます。この頃、商品の販売から出荷までの一元管理システムを自社で構築。商品点数は80万点を超え、2017年には売上高45億円を達成しております。

そして2020年代に入ると、コロナ禍の不安定な環境下ではありましたが、4代目の中山信夫社長を中心に、会長丹澤信一も指導のもと、日次決算による利益の見える化や受注単位での利益管理の実現など、様々な改革を実行。売上増と利益改善を徹底し、財務体質の改革を成し遂げました。その結果、現在弊社は実質無借金経営を実現しており、今期の目標としましては自己資本比率20%超を掲げております。

新社長 丹澤直人

そして、5代目社長としての私の新体制では、今までに積み上げてきた基盤をもとに、タンタンショップの最大の強みは幅広い商品群にあると改めて捉え直しました。

今後は「激安家電」という看板を外し、お客様にとって温かみのある色合いの総合通販サイトとして生まれ変わり、お客様にワクワクしていただける商品探しの場をタンタンショップで提供したいと考えております。20年を超えるネット販売の歴史から培った、お客様からの信頼の上に立って、さらに進化を遂げる新たな老舗を目指してまいります。

これまで私たちの強みは、

  • 1コストダウンによる激安価格
  • 280万点の幅広い品揃え
  • 320店舗以上のEC多店舗展開

という3つの点によって継続的にお客様との接点を持ち続けることが強みでしたが、環境が変わりつつあります。例えば、固定価格販売の要望が増えてきている他、メーカー等の直販、いわゆるD2C参入が目立ってきております。このような環境の変化に対し、私たち販売店には、より強い個性が求められていくものと考えております。

新社長 丹澤直人

そのような環境の変化に対して、私たちが目指す将来像とは、以下の3つです。

  • 1魅力ある商品揃え
  • 2正確な納期の実現
  • 3使いやすいECサイトでの商品提案

この3点を徹底的にこだわって、お客様に対してタンタンショップならではの魅力的な提案をしてまいります。実際に、現在新サイトの構築作業を進めておりますが、下記の新サイトの商品ページをご覧ください。この商品ページはその一例でございます。

◆タンタンショップの新サイトの商品ページ

◆タンタンショップの新サイトの商品ページ

この株式会社ナカムラ様のWALLテレビスタンド商品ページでは、本来カテゴリーが異なるテレビ本体とスタンドを組み合わせて、ユニークなセット品としてご提案することが可能になっております。オプション機能の大幅な拡充によって、今までにない魅力ある商品提案が実現するのです。

また、お客様には住所を入力していただきますと、自動でお届け予定日を表示いたします。在庫がある場合は即日発送を実施し、在庫切れの場合でも取引先様との密なシステム連携により正確な納期をお客様に伝えられることを実現してまいります。

しかしながら、このような細やかな提案を実現するには、取引先の皆様のご協力が不可欠でございます。皆様にお願い申したい3点がございます。

一つは、お客様に喜んでいただける魅力ある商品と適正価格のご提示です。私どもも市場動向を丹念に情報収集し、皆様にお声がけをさせていただきますので、適切かつ魅力ある価格をご提示してくれると幸いです。

二つ目は、商品情報の品質向上です。先ほど紹介させていただきましたが、ECサイトでの詳細な提案を実現するには、わかりやすい画像や動画、細かなスペック情報の提供などの連携をよろしくお願いいたします。

そして三つ目は、正確な納期実現のための在庫データ連携です。お客様にすぐに納期予定をお伝えできますよう、取引先様との密接な在庫連携をよろしくお願いいたします。

新社長 丹澤直人

最後になりますが、私が社長として何よりも重視したいのは、人と人との繋がりを大切にし、感謝の念を忘れることなく、歴代の思いを受け継いでいくことであります。

今後とも私どもの活動に対し、皆様の温かい御期待とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。以上が代表取締役社長就任に際しての私の所信表明となります。ご清聴ありがとうございました。

3.乾杯の挨拶:吉井電気株式会社代表取締役社長 吉井透様より

皆様、こんにちは。家電機器の卸売業を営む吉井電気株式会社の吉井透と申します。多数の諸先輩方の前で大変恐縮ですが、本日は乾杯のご挨拶を申し上げます。

実はタンタンコーポレーション様とは、30年にわたる古くからのお付き合いがございます。まさに現社長がお生まれになられた頃からのご縁でございます。タンタンコーポレーションは創業から、業態変革を重ねられ、インターネット黎明期にあっては早くからネット通販事業に乗り出され、きめ細やかなサポートを提供されるなど、この間、目覚ましいご活躍を遂げられました。

私自身も30歳で吉井電気の社長に就任いたしましたが、丹澤直人社長も33歳で社長に就任し、80年の歴史を背負うタンタンコーポレーションの歴史を背負う気持ちに強い共感を覚えております。

丹澤直人社長の若さとパワーをもって社員を引っ張り、タンタンコーポレーションの今後のさらなる飛躍を確信するものでございます。今後ともよろしくお願いいたします。

◆写真は吉井電気株式会社 吉井透様

◆写真は吉井電気株式会社 吉井透様

タンタンコーポレーションの益々のご発展と、本日会場にご参加の皆様のご多幸を祈って乾杯をしたいと思います。乾杯!

4.締めの挨拶:顧問 中山信夫より

本日は、ご多用中のところ多数の皆様にご出席を賜り、まことに有り難く存じます。私、中山信夫は、このたび顧問を拝命いたしました。今後は一同のメンバーのフォローに専念してまいる所存でございます。

本日ご出席の皆様の中には、先代の丹澤誠二社長時代からのお付き合いの取引先様が多数おられるものと存じますが、新たなお取引先の皆様方におかれましても、今後は新社長の丹澤直人が十分にやっていけるのではないかと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

◆写真は前社長、現顧問 中山信夫

◆写真は前社長、現顧問 中山信夫

本日のご挨拶の中でも、温かいお言葉をいただきまして、まことにありがたく存じます。新体制の下、一同気を引き締めて邁進してまいりますので、これまで以上のご指導ご鞭撻を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

最後に一言付け加えさせていただきますと、私は「チャレンジ」という言葉が大好きでございます。チャレンジには失敗も成功もございます。しかし、失敗した際には何が原因で、成功するにはどうすべきかを振り返ること。また成功したとしても、手法を変えればさらなる成功があったのではないかと、そのプロセスを振り返ることが大切だと考えております。

このように私たちはチャレンジを続け、メンバー一同力を合わせれば、より一層の飛躍が期待できるものと確信しております。しかしながら、そのためには皆様方のご支援ご協力が不可欠でございます。これまで以上の温かいご支援を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

私からは以上でございます。本日はまことにありがとうございました。

◆写真は当日の様子

◆写真は当日の様子

以上、今回のイベントレポートとなります。今後も、私たちタンタンショップコーポレーションは、これまで以上に飛躍を重ねてまいります。皆様に支えられ、さらなる発展を遂げられますよう、努力を惜しみません。今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。