スポットエアコンとはあまり聞き慣れない物ですが、部屋全体を冷暖房するルームエアコンとは大きく異なり、
屋内の一部分のみ空調を効かせる事を目的にしたタイプのエアコンになり、別名ではスポット空調などと
呼ばれる事もあります。

一般のご家庭では取り付けることはあまり無いのですが、作業場や工場などの広い屋内で用いられる事が
多くなります。
広い屋内では人間や荷物を置く場所が限られていると全体に空調を効かせるのは非効率的になり、
人間がいる場所や荷物の保管場所だけ部分的に空調を効かせるのがスポットエアコンの役割になります。

このスポットエアコンをタイプ別に紹介すると、床置型・天井吊型・床天井兼用型・セパレート型などに
タイプ別にわかれ、それぞれで使用目的や対象人数などに合わせて機種を選ぶ事になります。
まず床置型についてのタイプ別紹介ですが、こちらは室内機と室外機がくっついた一体型になり、
スリムタイプであればキャスターが付いて自由に移動することが可能になります。
続いて天井吊型についての紹介ですが、その名の通り天井に設置するもので床に置く場所が無い場合は
スペースを取らずに設置して周辺のみ空調を効かせることが可能になり、ダクトを設置できるタイプであれば
空調を効かせる範囲を広げる事も可能になります。
また床天井兼用型はどちらに設置する事も可能な種類で、セパレート型は室内機と室外機が離れており
排熱を遠方で行う事が可能になります。